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本とパズルのブログ

人生は一冊の本である。人生は一つのパズルである。

ガードナーの数学パズル・ゲーム

『ガードナーの数学パズル・ゲーム』(岩沢宏和,上原隆平監訳) <日本評論社> 読了。

 

「完全版マーティン・ガードナー数学ゲーム全集」の第一巻。

あまり数学の知識のない方にも十分興味を持てるように易しく書かれているが、「追記」や「付記」が充実しており、さらには「文献」で多量の参照図書、論文が紹介されていて、気軽に楽しみたい方から少し詳しく知りたい方、さらにはガッツリ研究してみたい方にも応えることができるようになっている力作である。

簡単に内容をご紹介。

・ヘキサフレクサゴン
簡単に作れて奥の深い数学的おもちゃ。

・魔法陣を使ったマジック
マジックに使える不思議な魔法陣の作り方。

・パズル9題
嘘つき族はどんな嘘をつくのか。

・3目並べ
おなじみのゲームもちょっとルールを変えると違うゲームに。

・確率パラドックス
「紫の牛」の存在は「すべてのカラスは黒い」確率も「すべてのカラスは白い」確率も上げてしまう。

・イコシアン・ゲームとハノイの塔
二つの問題は数学的に同じ。

ボードゲーム「ヘックス」
先手必勝が分かっているのにどうしたら勝てるかは分かっていない。

サム・ロイド
アメリカ最大のパズリスト。

・数理的なカード・トリック
種も仕掛けもないカード・トリック。

・数の記憶術
日本では語呂合わせ。英語圏ではどう覚えるか。

・パズルもう9題
二段も三段も上を考え付くやつはいる。

ポリオミノ
単純な形から新しい問題がどんどん生まれる。

・論証の間違い探し
自分も相手も得しそうな気がするパラドックス

・ニムとタック・ティックス
ちょっとしたゲームなのに複雑すぎて必勝法がみつからない。

・左か右か
鏡に映った姿はなぜ左右反対に「見える」のか。


「完全版マーティン・ガードナー数学ゲーム全集」は全十五巻になる予定。
数学やパズルの好きな方には絶対におすすめだ。