本とパズルのブログ

人生は一冊の本である。人生は一つのパズルである。

芥川龍之介全集5

芥川龍之介全集5』(芥川龍之介) <ちくま文庫> 読了。

「六の宮の姫君」は有名ですが他はあまり聞かない作品が多い。
しかし、人間模様を描いた、このころの作品が私には好ましく思われた。

小説は次の第六巻で終わり。
これから死へ向かう時期にかけて、どのような作品が書かれたのか、とても楽しみである。

 

<収録作品>

 

・仙人
・庭
・一夕話
・六の宮の姫君
・魚河岸
お富の貞操
・おぎん
・百合
・三つの宝
・雛
・猿蟹合戦
・二人小町
・おしの
・保吉の手帳から
・白
・子供の病気
・お時儀
・あばばばば
・一塊の土
・不思議な島
・糸女覚え書
・三右衛門の罪
・伝吉の敵打ち
金将
・第四の夫から
・或恋愛小説
・文章
・寒さ
・少年
・文放古
・桃太郎
・十円札
・大導寺信輔の半生
・早春
・馬の脚
・春