ガードナーの予期せぬ絞首刑
『ガードナーの予期せぬ絞首刑』
(マーティン・ガードナー/岩沢宏和,上原隆平 監訳)<日本評論社>
読了。
2017年5月の刊行で、二年あまりかけてようやく読み終えた。
いろいろ忙しかったり生活スタイルが変わったりしたこともあるが、内容も盛りだくさんで難しかったような気がする。
数学ゲーム全集の第四巻だが、これを読んでいる間に新しい巻が刊行されなかった。
まだ残り11巻もあるが、すべて刊行されるだろうか……。
以下、ざっと内容をご紹介。
○予期せぬ絞首刑のパラドックス
判決どおりの絞首刑執行は可能か?
○結び目とボロミアン環
外せない輪で囲まれた曲面
○超越数e
自然界や日常生活に現れる e
○図形の裁ち合わせ
図形を切って組んで新しい図形を作る
○スカーニとギャンブル
ギャンブルに勝つ方法
○4次元教会
4次元世界の教会での会話
○パズル8題
女か虎か
○マッチ箱式ゲーム学習機
マッチ箱で作る自己学習機械
○螺旋
さまざまな螺旋の性質
○回転と鏡映
逆さに見た絵は何に見えるか?
○ペグソリティア
パズルゲーム「ペグソリティア」の性質
○フラットランド
平面世界の住人
○シカゴマジック大会
簡単にできる超絶マジック
○割り切れるかどうかの判定法
7で割り切れるかどうかはすぐに分かるか?
○パズル9題
2連勝するにはどう始めるべきか
○エイトクイーンとチェス盤の分割問題
チェス盤を使ったパズル
○ひもの輪
あやとりあそび
○定幅曲線
円以外のタイヤは可能か?
○レプタイル
自分自身と同じ形の分割
○なぞかけ36題
一見難しそうに見えるなぞなぞ