本とパズルのブログ

人生は一冊の本である。人生は一つのパズルである。

キャスト ヴォルテックス

キャスト ヴォルテックス(CAST VORTEX)

Akio Yamamotoのデザイン。

 

とにかく外れない。あまりに外れないので元に戻そうとしても戻らない。

偶然外れることは期待しない方がいい。

動かしながら十分に観察して、どういうことなのかを把握しながら進めていくしかない。

外れるときは様子をちゃんと観察しておかないと、もう元に戻すことができなくなるので注意。

 

キャスト カルテット

キャスト カルテット(CAST QUARTET)

MINE. Uyematsuのデザイン。

 

初めて外した時は力づく。戻した時も力づく。

外すのに一週間、戻すのに一か月かかった。

とにかく時間はかかるし力もいるし、二度と見たくないパズルだった。

しかし、このパズルにも解法がある。

解法を見つけると、力もいらないし、五分で外して戻せる。

ぜひ解法を見つけてほしい。

私は解法を見つけるのに一年半かかった。

 

この単純な形状のパーツの組み合わせで、これほど難しいパズルができあがるということが奇跡に感じる。

 

キャスト ナットケース

キャスト ナットケース(CAST NUTCASE)

Oskar Van Deventerのデザイン。

 

内部構造型で微妙な作りになっているため、外すのに本当に苦労する。

外すと中から小さなナットが出てくるのが楽しい。

つまり、「nutcase」。

 

キャスト エニグマ

キャスト エニグマ(CAST ENIGMA

Eldon Vaughnのデザイン。

 

独特な形状のパーツが非常に繊細に組み合わせられている。

利用できることは利用しないと解くことができない。

外せたとしても、戻すときにまた苦労する。

時間を空けてしまうと解法を思い出せない。

とにかく、長時間何度でも楽しめる作品。

 

キャスト パドロック

キャスト パドロック(CAST PADROCK)

JinHoo Ahnのデザイン。

 

パーツの微妙な違いが外れることを阻む。

そしてあるとき急に外れる。

外すときに少しずつ変わっていく形状がとても楽しい。

 

キャスト スクエア

キャスト スクエア(CAST SQUARE)

Vesa Timonenのデザイン。

 

実はすぐに外れてしまう。

このパズルのキモは、「組み方を変えることができる」ということ。

組み方を変えると最初に外れた方法で外すことはできない。

組み方を変えるごとに解法が変わる、と言われているが、私はまだその解法を見つけられていない。

どの組み方でも共通した外し方は見つけたのだが……。

 

キャスト へリックス

キャスト へリックス(CAST HELIX)

AkioYamamotoのデザイン。

 

その形状から、最初はいろいろ試してみることになるだろう。

外れるときのヌルヌルした感じが気持ちいい。もちろん、力はいらない。