本とパズルのブログ

人生は一冊の本である。人生は一つのパズルである。

ネクタイの数学

『ネクタイの数学』(トマス・フィンク,ヨン・マオ/ 青木薫訳) <新潮OH!文庫> 読了。

 

9ステップまでの結び方を全て網羅し、美的ノット13種や美しさのポイントまで紹介されている。

 

私もこれを読むまでは「フォアインハンド」でしか結んでなかったのだが、読んですぐに「ハーフウィンザー」「キャヴェンディッシュ」も結べるようになった。

いくつかお気に入りの結び方を覚えたい。

 

「数学」とタイトルについていて、確かに数学テイストではあるが、特に難しいことが書かれているわけではない。

「付録」だけはガチガチの数学だが、興味なければ読まなくても構わない。

ネクタイの歴史に興味がなければ第二章からどうぞ。

 

ネクタイを結ぶ全ての人に必携の本だと思う。